文章を書く際の骨組み(フレームワーク)としてPREP法があるというのを聞きました。
P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(例示)
P:Point(再度の結論)
結論を最初と最後に持ってきてサンドイッチする感じですね。
(結論)外出するなら雨がオススメです。
(理由)というのも、雨の日は外に出よう考える人が減って外出先が空いていることが多いからです。
(例示)せっかく出かけたのに人が多すぎてウンザリ・・・出かけなきゃよかったと思ったことありますよね?
(再結論)ということで、外出するなら私は雨の日をオススメします。
みたいな感じでしょうか。
ちょっと強引な結論ですが(笑)
ただ、よく聞くフレームワークに、
AIDMA法とか、QUEST法というのもあります。
様々な文章フレームワークがあって、
どういうときに何を使えばよいのかな?と思ってしまいます。
いくつかのフレームワークの使い分けについて調べてみました。
QUEST法
Q:Question(質問)
読者の興味を引く質問
U:Understanding(理解)
読者の問題とかニーズに共感する
E:Education(教育)
解決策や情報を提示して読者の疑問への解を示す
S:Solution(解決策)
具体的な解決策を示す
T:Testimony(証言)
第三者の証言などで信憑性を高める
セールスの流れにフィットして使えるのは
QUEST法だと思います。
読者の疑問が明確になっているときはPREP法でも良いでしょう。
一方、疑問が明確になっていない場合は、
共感や深堀りによって読者の関心を強める必要があります。
そんなときは、PASONAの法則を用いて
読者の心を深堀して、心の奥にある欲求を
掘り起こすのも1つです。
P:Problem(問題提起)
A:Agitation(問題の深堀り)
S:Solution(解決策)
O:Offer(具体的な商品・サービスの提示)
N:Narrowing(限定オファー)
A:Action(行動を促す)
ここで「Agitation」は煽るような感じに見えませんか?
私も「煽るってこと?」と思いました。
実際は、心を揺さぶるような感覚です。
その1つに「煽る」という手段ももちろんあります。
ただここではもっと広い意味で
心を揺さぶることだと覚えておきましょう。
聞き手に「そうそう!」「だよねぇ」「えっ、ヤバイじゃん」
って思わせるようなところです。
AIDMA法でもよいですね。
A:Attention(注目)
I:Interist(興味)
D:Desire(欲望)
M:Memory(記憶)
A:Action(行動)
まず注目させるために、キャッチなフレーズやイベントからスタート。
その次に、興味を引く機能や仕組みを説明。
Desireでは、ベネフィットを強調して欲望を駆り立て。
そして記憶に残るような状況を示すことで
最後に購買行動に至っていただく、
という流れになります。
QUEST法・PASONA法・AIDMA法いずれにしても、
相手に共感してもらうことがポイントですね。
続きを聞き入れてもらう受け皿をつくるということになります。
PREP法と、その他QUEST法やPASONA法、AIDMA法
での使い分けについてですけど、
話を聞いていただける前提があるならばPREP法が良いかと思います。
一方、セールスの場面では、QUEST法などの方が多く使われるかなと思います。